寺本恭子 | Fragments

1968年東京生まれ。1991年慶應大学商学部卒業。2年間銀行に勤務した後、東京田中千代服飾専門学校にて服飾デザインを学ぶ。卒業後は、ウェディングドレスデザイナー松居エリ氏に師事。1997年急逝した父の後を継ぎ、母方の祖父が経営する国産ニット帽子メーカー・吉川帽子（株）に入社。経営全般に携わるとともに、OEMの企画・営業を担当する。

2004年、自らデザインするニット帽子ブランド「ami-tsumuli」を立ち上げ、パリ・プルミエールクラスにてデビュー。その構築的でモダンなデザインと繊細で高品質なもの作りが高い評価を受け、ヨーロッパを始め海外のセレクトショップ等で展開される。2007年からは、日本国内の百貨店・セレクトショップでも取り扱われる。

その一方で、2008年息子の出産を一つのきっかけに、現在のファッションや物作りのあり方に疑問を持つようになり、独自にファッションと社会・自然環境との係わりを調べ始める。2013年ami-tsumuliにおいて、エシカルライン「ami-tsumuli white label」を立ち上げる。2014年よりカナダ・モントリオール在住。

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