9カ国のサッカー・ナショナルチームのユニフォームを作るスポーツウェアメーカー「Nike(ナイキ)」。それらはリサイクルされたペットボトルからできてるって知ってました?
と、いうわけでリサイクルされたペットボトルがどうやって繊維になり、服になるかが分かる動画をご紹介! この動画で紹介されているNikeのジャージは、素材の96%がリサイクル素材。上下のジャージを作るのにおよそ13本分のペットボトルを使用しているそうです。
リサイクルってだけでものすごいエコ? 技術もすごいですが、同時に大量の水を使用しているのが分かります。見ると想像以上の迫力……。しかし、同社によれば、通常のポリエステル繊維を生産するより30%少ないエネルギーで生産可能なのだとか。
こちらの動画でも、ペットボトルをポリエステル繊維にアップサイクルする様子を紹介しています。
集められたペットボトルは中国へ渡り、繊維に加工されます。人の手も掛かる工程もなかなか多そう。排ガスが吹き出したり、水を大量に使用したりしている様子も見られます。
技術は確かにすばらしいですが、アメリカでは使用される全ペットボトルのうち、約30%しかリサイクルされていないとも(※Environmental Protection Agency, 2009)。技術の進歩も大事ですが、その前にもやるべきことはまだまだ多いのかもしれません。