「NEWYORKER」を中心とした既製紳士服・婦人服の企画・販売を行っている株式会社ニューヨーカーの発表によると、「父の日」のギフトとしてお父さんたちが一番欲しいのはネクタイなんだそう。566名の会員のアンケート結果です。
しかもパパたちのこだわりは「デザイン」。しかし、〈贈る側〉はそんなところに頭を悩ませている様子。最も困るのは「色」など、「相手の好みに合うものか?」というところは。せっかく贈るのですから、よく似合うものをプレゼントしたい! 詳しいアンケート結果は「2012年 父の日ギフトアンケート結果発表」から見ることができます。
逆に、ネクタイって整理にもなんとなく困るもの。実は日本では、ネクタイの回収サービスを行っているところはほぼないそう。そんなときはこちらに寄付してみてはいかがでしょう?
「Tie For Change(以下、TfC)」では使われなくなったネクタイを回収し、きれいにして販売するというチャリティイベントを行っています。TfCでは、THE BIG ISSUEと協働でホームレスの就業支援プログラムを実施しており、イベントの収益金は、彼らの給与として直接TfCから支払われます。ホームレスの人々は、ネクタイの仕分け・解体、縫製作業、簡単な表計算や書類作成などにあたるスタッフとしてTfCで働きながら、最低限のビジネススキル・マナーを身につけます。
見た目が全てとは言わないが、やっぱり見た目ってものすごく大事なコミュニケーション。
長らく路上にいた彼ら(ホームレス)がおろそかになってしまいがちな「見た目」。第一印象が壁となり、職場になじめず、結局また仕事を辞めてしまう…というケースが少なくないそうです。相手にも警戒心を与え、ホームレスの方も「自分だけ雰囲気が違う…」と委縮してしまい、双方にとってコミュニケーションの敷居が高くなってしまう…
(引用:Greenz.jp)
という側面もあるようです。
お父さんのネクタイをクロゼットから掘り出していっしょに整理してみると、ふだん使わなかったネクタイでも「これ良いよ!」「似合う!」という子どもの一言で蘇るかもしれません。オシャレには自信が大事です。
ただネクタイを贈るだけでなく、いっしょにネクタイでわいわい過ごす時間も、きっと良い思い出になります。ちなみに、TfCのネクタイの販売イベントは秋まで予約でいっぱいのようですが、引き続きEFJでもイベントをお知らせしていきます! その際は、ぜひ親子で出かけてみてはいかがでしょう?
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