フランス国内外のプリント生地のアーカイブスを約600万点所蔵し、ヨーロッパのラグジュアリー・ブランドがデザインソースとしても活用する美術館として知られる「ミュルーズ染織美術館(Musee de l’Impression sur Etoffes de Mulhouse)」。
この秋、「ehka sopo(エヘカソポ)」(株式会社キャン)と「bulle de savon(ビュル デ サボン)」(株式会社アンビデックス)の2つのレディースアパレルから、「ミュルーズ染織美術館」貯蔵柄を使用した秋の新アイテムが登場する。
スイスとの国境に近い街であるミュルーズは、フランスのプリント文化の中心地。その地にある「ミュルーズ染織美術館」は、世界に類を見ないプリントの美術館として高く評価されている。ヨーロッパの著名なオートクチュールメゾンをはじめ、デザイナーやアーティストなど、世界中のクリエイターがこの美術館を訪れ、新たなデザインのインスピレーションを得ているという。
「ミュルーズ染織美術館」のアーカイブスの最大の特徴の一つは、柄が自在にアレンジ可能であること。アレンジしたプリント柄は美術館に再び収蔵され、新たなアーカイブスの一部になる。歴史的に価値あるデザインを現代によみがえらせ、再び美術館に還る −−これこそが美術館のアイデンティティーとなっている。
「ehka sopo」が選んだのは、幾何学柄のようなちょっと不思議で個性的な花柄は。コーデュロイにプリントすることで、温かみのあるどこか懐かしい生地に。
「bulle de savon」は、ヴィンテージのような雰囲気をイメージして、どこか懐かしさを感じる小花柄。落ち感のある素材でさらっとしているので、あえて厚手のニット等と合わせたコーディネートもオススメ。
「ehka sopo」のアイテムは2017年10月27日、「bulle de savon」は11月2日から各店舗で発売。
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