「UNITED ARROWS」が2014年春夏シーズンからスタートしたレーベル「TÉGÊ UNITED ARROWS(テゲ ユナイテッドアローズ;以下、TÉGÊ)」の新商品が、2016年5月と6月に登場。今回は、「Odette e Odile(オデット エ オディール)」から、初となるウィメンズシューズも登場する。
「Odette e Odile」からは、ロングセラーのベーシックなパンプスとサンダルに、ブルキナファソで織られた鮮やかな生地を乗せた全3型を展開。
デザインにあたっては、ふだんは挑戦しづらい柄×柄を掛け合わせ、アイキャッチ力を生かした。柄×柄でもうるさくなくきれいにコーディネートをまとめることができ、大人の女性も気張らず履けるという。
今回の靴づくりにあたっては、「靴という、パーツが少ないアイテムに素材を乗せると、場合によっては素材・柄の良さが伝わりにくくなってしまったり、おとなしい印象になってしまう」という点で、工夫をしたという。
「UNITED ARROWS」からは、デビューシーズンから展開しているマサイのビーズワークが施されたケニア産のアクセサリーやバッグ類、ブルキナファソ産の手織り生地を使って仕立てられたウェア類の新作が登場。さらに、マリの伝統的なハンドプリントによる生地、タイパンツやカバーオールなども、新たに加わった。
「TÉGÊ」は、国連機関プロジェクト「エシカル・ファッションイニシアチブ(EFI)」とのコラボレーションレーベル。”ものを通じて作り手と使い手がつながり、その豊かさ、価値を分かち合える“ことを掲げており、デビューシーズンから徐々に認知度を高めながら、展開数も広げている。
EFIは、貧困国と呼ばれる各国の女性たちに、現地のリソースを生かした手仕事で雇用を創出しており、「MARNI」や「Vivienne Westwood」などのブランドとのビジネスを通じて、エンパワメントを促している。
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