はじめまして!韓国のエシカルファッション事情を紹介させていただく、空閑 愛香里(くが・あかり)です。韓国の良さはK-POPだけではありません、意外に深い韓国のエシカル事情を女子大生目線でお届けします。
「ピープル・ツリー」との出会い
ハイファッションが大好き! 小学生のときからパリコレをチェックしていたほどです。
そんな私がエシカルファッションに出会ったのはアメリカ女子校時代、国際関係学の授業中でした。フェアトレード理論についての論文を書いているときに出合ったあるファッションブランド「ピープル・ツリー」。
フェアトレードという、人と地球に優しい貿易を通してスタイリッシュなお洋服を作り出す――その洗練されたコンセプトに一目ぼれ! 「これからは外見、ブランドの名前だけでは物足りない!エシカルの時代だ!」と直感。思い立ったら足が動きだす行動派の私は、フェアトレードが盛んなイギリス、フェアトレードの生産地のバングラデシュに早速赴き、フェアトレードの必要性を再確認したのです。
そしてついに、夢の「ピープル・ツリー」にて広報チームのインターンをする機会を手にしました。英・女優エマ・ワトソンとの特別コラボレーションコレクション「People Tree. Love from Emma」との展開に合わせ、フェアトレードが大好きなSchool of Fair Trade(SoFT)プロジェクトのメンバーとともにファッションショーなどPR活動を行いました。
韓国とエシカルファッション?
韓国=K-POP、焼き肉、B.B.クリーム……だけではないのです。なにごとも目まぐるしく進化し続ける韓国! どんどん新しい価値観が生まれます。
とは言うものの、実は韓国ではエシカルファッションという言葉自体は定着していません。しかし、劇的な速さで「オーガニック」や「フェアトレード」が普及してきている韓国。フェアトレードの認知度なんて85%に上ります*1。ちなみに日本は50%を下回ります。食品へのフェアトレードの導入が盛んに行われている結果です。
実は私は、韓国一のお嬢様学校・梨花女子大学校でアジア政治を勉強している四回生です。アメリカの学校を卒業後に、韓国へやって来ました。(※ちなみに私は至って普通の、節約に励む就活生です!!!)お嬢様学校ならではの、「韓国女性の美意識最前線」を毎日観察していきたいと思います!!
ブランドバックが登校の御供……果たしてそんな彼女たちはエシカルファッションにどう反応していくのか?! ファッションだけではなく、エシカルな食や美容、社会事情なども紹介していきます。
それではもっと詳しく次回の記事でご紹介していきます。お楽しみに♡
*1 GMO ジャパンマーケットインテリジェンス調べ
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