『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? エコなものじゃなきゃだめ? オーガニックじゃなきゃだめ? ――そんな疑問を持つ方も少なくないのでは?
いえいえ、エシカルなおしゃれって実はすごく簡単、「100%エシカル」じゃなくていいんです! いつものワードローブにちょっと視点をプラスして、60%くらいの力かげんで十分。
実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむ、オーガニック&フェアトレードのレディースブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさんの1カ月のスタイルを毎日ご紹介!
Day24 「美しい」ってどういうこと?
今日は、東京ビッグサイトで行われたインテリアライフスタイル展へ。ヨーロッパ(今まではパリでしたが、去年からベルリンでも!)で行われる「エシカルファッションショー」を企画しているmesse frankfurtという展示会業者が主催している展示会です。聞いた話によると、messe frankfurtの展示会では「エシカルを推す」ことが推奨されているらしく、この展示会でもエシカルブランドの区画があったり、セミナーもエシカル会の大物ぞろいでした! と、セミナーを目当てに出向いたわけです。
日本のオーガニックコットンをリードする「AVANTI(アバンティ)」の渡邉智恵子さん、GOTS(Global Organic Textile Standard)日本代表の生駒芳子さん、「マザーハウス」の山崎さん、そして「デルフィスエシカルプロジェクト」の細田さん。この方々が一同に会する……行かないわけにはいきませんね。それぞれみなさんとたくさんお話しできましたし、本当に行ってよかったです。
「INHEELS」の岡田です、と自己紹介する可能性があるときはもちろん「INHEELS」の製品を着ています。今日着ていたのは、オーガニックコットン(糸の段階ではGOTS認証アリですが、生地全体に対して70%以上入っていないので、生地にした時点ではGOTS認証ありとは、厳密にはいえません)とバンブー+リクラのミックス生地でできたシンプルなカットのNatsuトップ。”How do you define ‘beautiful’?”(美しいって、どういうこと?)という文字がプリントされています。
本当に美しいって、どういうこと?
ネックレスはロンドンのBerwick Streetで買ったドレミウィンドチャイムネックレス(勝手に命名)。ベルトは姉の物を拝借、パンツはチャリティショップ「TRAID」にて2ポンド(約250円)で買ったもの! 靴は特にエシカルではありません。
それにしても充実した一日でした。エシカル界のリーダー達から、エネルギーをもらったのかな。