『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? エコなものじゃなきゃだめ? オーガニックじゃなきゃだめ? ――そんな疑問を持つ方も少なくないのでは?
いえいえ、エシカルなおしゃれって実はすごく簡単、「100%エシカル」じゃなくていいんです! いつものワードローブにちょっと視点をプラスして、60%くらいの力かげんで十分。
実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむ、オーガニック&フェアトレードのレディースブランド「INHEELS」の共同設立者・YUKAさんの1カ月のスタイルを毎日ご紹介!
DAY3 本当に私、60%くらいエシカルです。
引越しってお金もかかるしいろいろ面倒なことが多い…けど、やっぱり楽しい! と自分に言い聞かせています。
もちろん、家具を買うときはなるべくエシカルに(ここでは「なるべく新たに資源を消費しない方向で」という意味)と思っています。
というわけで、ダイニングテーブルは昭和のアンティークを購入(安かったのです)! いま、配達待ちです。そしてイスも、昔幼稚園で使われていたものをこれまた安く購入しました。一応、イスの高さが幼稚園児用ではないことは確認できました。これも配達待ち。
ソファも、ヤフオクで中古のいい感じのものを見つけました。でも結局オークションの入札額は、私の予算をあれよあれよと言う間に超え……ソファだけは新品の安いものを買いました。
……本当に私、60%くらいエシカルです。
本日はPASMOを使わず、徒歩圏内で過ごす! と決めて、この格好。
緑のミリタリーシャツはロンドンでの大親友(そして元クルド人ゲリラ兵)、Kawaにもらったもの。中に着ている黒いミニワンピは、「INHEELS」のサンプル用に自分で作ったもの。なんと、生地のカット中に、袖分の生地が足りないことが発覚! しかしそこは、ネパールから来た失敗サンプルドレス(都合のいいことに黒のジャージ生地)をチョキチョキ……。このドレスの袖に見事に変身しました。
黒いレギンスは、昔持っていた「H&M」のレギンスがぼろぼろになって履けなくなった後に分解してとった型紙を、たまたま持っていた黒ジャージの余り生地に写し、複製して作った2世モノ。ウエストのゴムはもちろん再利用。そして元のぼろぼろになった生地は手作りクッションの中身となり、いまはKawaがロンドンのカムデンに持っている「My Village」というカフェに置いてあります。これは我ながら、執念のエシカルっぷり!
ペンダントは、何年も前に初めて買った「ピープル・ツリー」。フェアトレードです。そして靴はいつもと同じ、ロンドン・カムデンのマーケットで買ったヴィンテージです。
本屋に行き、社会科学コーナーへ。お目当てのマーケティング本を購入し、ついでにちょっとぷらぷらしてみると…
ありました!
『まだ「エシカル」を知らないあなたへ』-デルフィスエシカルプロジェクト
エシカル関係者の間では「あの青い本」で通じるこの本。「INHEELS」のインタビューも載せていただいています。平積みされていて感動!!!!
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