「フェアトレード」、「手仕事品」、「環境配慮」をこだわりとするファッション・雑貨の企画・販売会社、有限会社シサム工房(本社:京都市左京区、代表:水野泰平)は、インド・ラジャスタン州の職人たちによる革製品ブランド「ARTISAN」の新作を発売する。ナチュラルファッションに合うやさしいフォルムのバッグや、鮮やかな色展開が特徴という。
同社が展開する「ARTISAN(アーティザン)」は、職人たちが歴史の中で紡いできた技と知恵を用い、天然なめしの革を使った、素朴でシンプルなデザインが特徴のコレクション。バッグの素材には、自然死した牛や水牛の皮だけを使い、インド・ラジャスタン州の砂漠地帯で、生産者の健康と環境を配慮し、伝統的な植物タンニンでなめしている。極限まで細くした革紐で丁寧に縫製し、ステッチを生かしたデザインとなっている。
この生産を行うラジャスタン州の地域は、インド政府に「資源に乏しい貧困地域」と指定された土地。この土地での新しい革製品づくりは、伝統的な地場社会からの需要が激減し、貧困が深刻化する生産者の経済的向上や、伝統技術の継承につながるという。
今回の新作は、シンプルでやわらかな印象がポイントという。発売は2014年9月中旬より、同社の直営店および全国の卸先店舗で開始。バッグ5点、財布やカードケース8点の新作が登場するほか、今までの人気商品も含めカラーバリエーションが3色から6色に増えて展開されるという。
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