ロンドンと東京を拠点とするエシカルファッションブランド「INHEELS（インヒールズ）」（東京都渋谷区）から、初のアクセサリーコレクション「Canʼt See by INHEELS」が発表。アクリル素材をアップサイクルしたネックレスやピアスなど約20点が発売となった。
初のアクセサリーコレクション「Canʼt See by INHEELS」は、ものづくりの過程が「目に見えない」ことに対するメッセージを込めたコンセプチュアルなコレクション。ものづくりの「過程」が消費者には見えづらく、知らず知らずのうちに生産地の環境破壊や社会問題に加担してしまうこともあるとし、オパークやマルチカラー、また身につけるとほとんど見えなくなる透明度の高いクリア素材のパーツを使用。パーツを連続的に配置し、ものづくりにおけるたくさんの「過程」を象徴した。
また、バーコードのみが刻印されたデザインも展開されており、モノの「過程」よりもバーコードに記された値段ばかりに目がいってしまうことへのメッセージとなっている。
今回のデザインは、若手アーティストである中村暖とのコラボレーションによるもの。SNSを通じてアクセサリーのデザインに興味を持つデザイナーを募集したところ、中村暖が立候補し、今回のコラボレーションに至ったという。素材は、足立区にあるiPhoneケースやアクセサリー等を作るアクリル工場の端材を活用。同工場で加工をし、組み立ても都内で行っているという。
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