1946年にアメリカで創業したモカシンブランド「MINNETONKA(ミネトンカ)」が、チャリティー団体「ME TO WE」とのコラボレーションモカシンを発売。マサイ族の女性たちの手による美しいビーズワークを組み合わせた「Mocs with Meaning (意義のあるモカシン)」2型を、2014年7月中旬より販売をスタートする。
同ブランドは、パートナーである国際NGO「FREE THE CHILDREN」と協力して、チャリティー活動のための商品作りを行っている慈善団体「ME TO WE」の活動に賛同。今回のコラボレーションに至ったという。
今回のコラボレーションでは、高品質のスエードを使用し、熟練の職人の手によってハンドメイドで作られた「MINNETONKA」の定番モカシン・Kilty Suede Mocに、マサイ族の女性たちがビーズ飾りを施したものになる。ケニアのマサイ族の女性たちの手で一針ずつ縫われるビーズ飾りは、母から娘へ代々受け継がれてきた部族の伝統工芸で、モカシンに縫い付けられたサークル状のデザインは、マサイ族では重要な意味を持っているという。
コラボレーションによってマサイ族の女性たちを雇用し、「ME TO WE」を通して労働賃金を支払うことにより、マサイ族の女性たちが部族の伝統工芸を守りながら収入を得る手段を提供する。その一部は、「ME TO WE」から「FREE THE CHILDREN」の活動にも充てられることになるという。
「ME TO WE」は、より良い世界を作るために、より良い選択肢を人々に提供する社会事業で、これらの活動を通して得た収益の半分は、「FREE THE CHILDREN」に寄付され、残り半分は、この事業を拡大し社会的な使命を果たすために、再活用されるという。
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