【連載】INHEELS・YukaのEthical Closet 30Days!【全25回】

Ethical Closet 30Days! Day3 古着の奥深さ〜フェイシング

A Picture of $name INHEELS YUKA 2014. 7. 3

『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? ーーそこで実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむのが、レディースエシカルブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさん。

2012年、1カ月にわたって実際に日々のエシカルコーディネートを披露してくださいましたが、好評にお答えして、2014年のパワーアップ版がスタート! 1カ月のリアルなエシカルスタイルをご紹介します!

2012年の1カ月コーディネート企画「INHEELS・Yukaの60%エシカルライフ 30Days!」はこちら

Day3 古着の奥深さ〜フェイシング

今日はオフィスにこもって仕事。実は、今週土曜から展示会のために初のベルリン出張なので、そのためにいろいろと準備しています。オフィスワークをすっきり片付けて、ベルリンではクリエイティブな空気をいっぱい感じ取りたい!

と、いうことで本日はオフィスの前にて。
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古着のトップスに、またもや「OSKLEN」の白パンツとサンダル。なんだかこの季節はこのブランドが多くて、回し者みたいですが違います(笑)。ネックレスはイギリスにいるときに働いていた「Environmental Justice Foundation」を退職したときにもらった80年代のヴィンテージ、いつもしているバングルは祖母のもの、リングもロンドンで買ったヴィンテージです。

いまは服の値段も下がって高級服以外は長く着る前提では作られていませんが、古着やヴィンテージは作りが丁寧なものが多いです。何年も着続けられるための工夫がたくさんされています。

古着でよく見かけるのに、新品の服(高級服以外)であまり見ないのが「フェイシング(見返し)」と呼ばれるパーツ。襟ぐりや袖無しの袖ぐり部分の裏側に補強する目的でつけられるパーツです。表面と同じ生地を使って型くずれしやすい部分をニ重にします。フェイシングがあると襟がびよーんと伸びることもないし、クリーンで格好いいラインを保つことができます。布地によってはフェイシング部分に接着芯をつけ、型くずれ防止効果をさらにパワーアップさせたものも。

使い捨てファッションではこんなパーツは値段を上げてしまうだけ。どっちにしろすぐタンスの肥やしになるんだったら、よほど必要でない限りつけようなんて思いませんよね(素材やデザインによってはそもそも必要ないので一概にはいえませんが)。

高級品でもないのに襟ぐり袖ぐり全部フェイシングがついている私の古着トップスは、かなりの頻度で活躍してもらっていますが全く型くずれの気配も見せず。これは長く着られそうです♪ 最近真っ白コーデが好きなんですが、そういう日に限ってカレーが食べたくなってしまう今日この頃でした……。

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