プラハ・アカデミーオブアーツの卒業制作にPavla Podsednikovaが制作したのは、自身の足をかたどった3Dプリンティングの靴。その彼女が、シリーズ第2弾「Instant Shoe 2」を発表。デザイナー・Liběna Rochováとともに、フューチャリスティックなコレクションを仕上げた。
「Instant Shoe 2」では、硬い材質と柔らかい材質を組み合わせたという。硬い材質は「VeroGray」といい、安定感を生み出す。柔らかい材質は「Tango」といい、コンフォート感のあるインソールと自然なカーブをフォルムに生む。デザイナーいわく、硬軟を組み合わせたことで前回のコレクションより柔軟性が増し、より歩きやすくなったという。
さらに、使用した3Dプリンター「Objet Connex 3D Printer」についても「同時に複数のジョブを行うことができて便利。より完成品に近い質感や触感をパーツごとに得られる次世代型のプリンター」とも説明している。
テクノロジーがますます進化するとともに、多くのデザイナーがこの分野に挑戦をしている。新しいデザインはもちろん、特に在庫に苦しむ靴でも無駄を限りなく排した製造が可能になりつつあることを感じる。3Dプリンターを使った製造・販売が市場で一般的になる日が楽しみだ。
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