フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」が、ブランド「FRAMeWORK」とのコラボレーションを2014年春夏コレクションで展開する。2013年春夏シーズンに続き2回目のコラボレーションとなる本企画でも、バングラデシュのフェアトレード生産者が持つ手織りや手刺繍の伝統技術を生かして、機能的でありながら洗練されたデザインを融合したという。
「FRAMeWORK」とのコラボレーション商品は、バングラデシュの伝統的な「手刺繍」と「手織り」の技術で作られており、全て同国で生産が行われている。生産を請け負うのは、「タナパラ・スワローズ」と「アーティザン・ハット」というフェアトレードのパートナー団体。
前回の2013年SSコレクションのコラボレーションも売れ行きが好調で、とても人気の高い商品だったという。「ピープル・ツリー」としては、ベースの生地に同系色の刺繍を施すアイテムは珍しく、いままでとも異なるフェミニンで上品な雰囲気に、シーズンの立ち上がりから評判が良かったという。また、「FRAMeWORK」もエシカルさを意識しているブランドでありつつも、コラボレーションを通じてよりブランドのエシカルなストーリーが伝わり、相乗効果が生まれたという。
今回は、胸元に繊細な手刺繍を贅沢に施したトップス、ノースリーブブラウス、手織りギンガムチェックのワンピース、トップスの全4型を展開する。フェアトレード生産者の手づくりのぬくもりと、スタイリッシュなデザインが融合したコレクションは、2014年2月下旬および4月中旬から、ピープル・ツリー直営店(自由が丘、モザイクモール港北)、通信販売(カタログ、オンライン、モバイル)、およびFRAMeWORK店舗ほか、全国300店のピープル・ツリー商品取扱店にて販売する。
「ピープル・ツリー」では今後も国内外ジャンルを問わず、コラボレーションを続けていくといい、「フェアトレードに関わりたい、勉強したい、と思ってくださるブランドやクリエイターから私たちも学びながら、お互い手をつないで広めていくことを大事にしたい」と話している。