株式会社ユナイテッドアローズ(代表取締役 社長執行役員:竹田 光広、東京都渋谷区)は、日本のブランド・小売店では初めて「エシカル・ファッション イニシアティブ」プロジェクトに参加し、同プロジェクトにより生まれたキャンバストートバッグを「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」(以下、UA)の各店舗にて4月下旬より発売した。
エシカル・ファッション イニシアティブ(Ethical Fashion Initiative)とは?
エシカル・ファッション イニシアティブは、ミレニアム開発目標のもと女性のエンパワーメントをはかるため、世界貿易機関(WTO)と国際連合の合同機関である国際貿易センター(International Trade Centre(以下、ITC))によって立ち上げられたプロジェクト。『NOT CHARITY, JUST WORK』をスローガンに、金銭的な支援ではなく、経済的な自立を目標とした支援を行っている。ITCの指導によるトレーニングを通じて、アフリカなどのもっとも恵まれない地域の人々が技術を身につけ、公正な賃金により、自分達の力によって貧困から抜け出すことを目指す。
-人生は時に過酷です。家族を食べさせるために、アフリカの地方の女性たちは仕方がなく木を伐採し、木炭をつくり、それを市場で売って生活をしていました。そのために森を破壊し、次世代に残すものがなくなってしまいました。そのような女性たちに収入が割にあっており安全で先祖代々から伝わる土地で大事な自然環境を守りながら労働を選択できるように、アフリカのサバンナという土地でファッションという一つの事業を起こすという大胆な試みを、私たちは成し遂げます
エシカル・ファッション イニシアティブ-
「UA」が販売しているトートバッグは、プリントから縫製や付属品加工まで、ケニアのスラム地区やサバンナなど様々な地区に住む女性の職人たちの手で一つひとつ生産されたもの。デザイナーはITCの商品開発アドバイザーのJeremy Brown(ジェレミー・ブラウン)氏。東アフリカでなじみ深いゼブラからインスピレーションを得たデザインとなっている。
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