株式会社パイ インターナショナル(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:三芳寛要)から、現代までの100年間に発表された、日本の時代を象徴するグラフィックデザインの名作を集めた書籍が登場。
日本のデザインの黎明期といえる明治・大正時代から、日本人に希望を与えた戦後のグラフィック。高度経済成長期に企業とともに作り上げた日本独自の広告表現。さらにグラフィックの枠を越え、空間やプロダクトまで総合的にデザインする現代まで……。
日本のこれまでの100年における、さまざまな時代とそのグラフィック作品を一挙に紹介する本書は、デザイン書・ビジュアル書を中心に展開してきた同社の30周年を記念して企画されたもの。
同社代表取締役社長、三芳寛要氏は、本書刊行のきっかけについて次のように話す。
杉浦非水さんのグラフィックデザインから始まり、ちょうど100年。弊社もグラフィックデザインの出版を始めて30周年。2020年の東京オリンピックを前に、いまこそグラフィックの100年を一望する書籍を出版すべきと考え、企画した。
亀倉雄策、杉浦非水、田中一光、横尾忠則……などなど、時代を彩った名作が400ページいっぱいに詰め込まれている。
さらに、作りの丈夫なソフト上製でありながら、3,900円(税別)という驚きの値段は、「デザイナーさんたちに恩返しの気持ち」とも。
これまで弊社は、デザイナーのみなさんにお世話になりながら本を作ってきた。日本のデザインを後世に残すという意味と、また次の100年を担うデザイナーさん、つまり学生の方にもすぐ手が届くようにしたかった。
どの時代においても、当時の歴史的事象や慣習・流行が反映され、特徴あるグラフィックデザインが生まれてきた。本書を通じて、現代100年の日本のこれまでと、デザインの変移をあらためて辿りたい。
購入は、全国の書店、ネット書店、およびパイ インターナショナルの通販から。
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