バウハウス様式と呼ぶべき、シンプルで大きめのフェイスで程良いカジュアル感。ドイツで誕生した「KAPTEN&SON(キャプテンアンドサン)」の時計は、実用性とムダがないのに感情に訴えかけるデザインが特徴。
実は、それぞれカスタマイズして、自分らしさをシンプルに表現する力強いステートメントアクセサリーでもあるのです。
SNSで説得力を放つ「インフルエンサー」にも人気で、日本でも徐々に注目を集めている「KAPTEN&SON」。日本での輸入販売を行う総合商社「西澤株式会社」のプレス担当・
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Brown Leather Campina(36mm)〈¥21,500+税〉
2015年から日本でも取り扱いを始めた「KAPTEN&SON」。立ち上げたのは、まだ20代後半という時計が好きな3人の友人どうし。
「KAPTEN&SON」は、総合的なデザイン担当のファビアス・デベンター、IT専門のアルジェム・ヴァイスベック、そして元M3ドライバーとパイロットの経歴を持つヨハネス・テオバルトの3人で創業しました。彼らは自分たちが実際に着けたい時計、友人や彼女に着けてほしい時計を作っていると言いますが、冒険や旅、人生の挑戦などのストーリーは、旅の多かったヨハネスのライフスタイルがベースになっています。
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創設者3人は友人どうし。(左→右)ファビアス・デベンター、ヨハネス・テオバルト、アルジェム・ヴァイスベック。(提供:西澤株式会社)
「KAPTEN&SON」最大の特徴は、150種類の組み合わせ可能なストラップで「一つずつ、好みに合わせて自己表現できる」という点。ポップからシックなものまで幅広く揃っているストラップの中から、服や気分を変えるように、変えてほしいそう。そんな自己表現は、『#bekapten』というハッシュタグがつけられ、世界中で拡散されています。
ユニセックスなので、ペアで取り替えるのも良いし。いろんなシーンや、握手した時などチラッと見えた時に効果的なストラップにして、センスを楽しんでもらえたらいいですね。
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現在、150種類あるストラップは各 ¥3,900〜〈税別〉(提供:KAPTEN&SON)
「KAPTEN&SON」のメインラインは、デザインはドイツ、ムーブメントはスイスのロンダ、組み立ては中国という、徹底して合理的なもの。
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Mesh Campus(40mm)〈¥26,000+税〉
手の届きやすい価格のエントリーライン『Pure』と『Joy』には、ミオタという中国製のムーブメントを採用。幅広い世代に気軽に楽しんでほしい、という思いから求めやすい価格を実現しました。
(左)Joy (32mm)〈13,000円+税〉、(右)Pure(38mm)〈13,000円+税〉 (提供:KAPTEN&SON)
「KAPTEN&SON」は、時間も分かりやすい大ぶりのフェイスですが、シンプルゆえに主張しすぎず、コーディネートにすっとなじみます。
ファッションで自分を表現するにしても、時計だけが主張しすぎると、バランスが壊れてしまいます。「KAPTEN&SON」は、個人が表現する魅力をバランス良くサポートしてくれると思います。
KAPTEN&SONのinstagramから。(提供:KAPTEN&SON)
ところで、「KAPTEN&SON」本社があるミュンスターは、ヨーロッパならではの歴史ある場所。1648年、カトリックとプロテスタントの30年続いた戦争が締結されたウェストファリア条約の地として有名です。
1773年に初めて大学が建設されてから、現在5万人以上の大学生が在籍するアカデミックな学生の街。
城壁の中に素敵なレストランがあったり、貴族の館の中庭にはピカソ美術館があったり、バロック建築に現代建築が隣接するなど、新しいものを積極的に生かす気質を感じます。そんな地で、自由な表現ができる時計が生まれたのも納得◎
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ミュンスターの街。(提供:西澤株式会社)
2018年2月からクロノグラフ、サングラス、バックパックなど、さらに旅をコンセプトにしたアイテムも展開予定だそう。
「毎日の小さなワクワクから、異国の地への大冒険まで」応援する、というブランドのテーマから、ヒッピーなスピリットも感じます。
「自分が自分の人生の舵を取ろう」という意味の「Be Kapten」というキーワードは、新たな一年を始めるのにぴったりのメッセージ。
人生をシンプルに楽しむような彼らのものづくりは、前向きで元気な気分になります!
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