パーティなどの特別なオケージョンに着けたいボウタイ。ちょっと変わった素材で作られた「BÖ by Mansouri」が、独特な雰囲気を醸してかわいい。
なんと素材は、木にコンクリート。それぞれが持つ独特な質感が、ほかにはない印象を与えます。
カナダ生まれの「BÖ by Mansouri」について、創業者のSam Mansouriに尋ねました。
―― 「BÖ by Mansouri」は、お父さんと始められたそうですね。具体的に、どんなふうに始めたのか、教えてもらえますか?
ボウタイを作ることになったのは、偶然。蝶番(ボウタイのように見えるよね)を使ってベンチを作っていたんだけど、だんだん形で遊ぶようになって。8カ月の準備を経てブランドとしてスタートした。
父が建築家だったということもあるけれど、とにかくいままでにない素材を使ってボウタイを作りたかったんだ。意外で、驚きがある素材を使いたかった。まずは木材から始めて、コンクリート、そして最も新しくデニムでも作った。
父とは、「なにかいっしょにやりたいね」っていうシンプルなところから始めたんだけど、父も僕も、将来の世代のために、地球に住む一人ひとりが責任を負っていると考えているんだ。
―― お父さんが建築家ということもあれば、木材に注力する、という方法もありましたが、珍しい素材に挑戦しますね。
本来の用途とは違う、これまでそんな使われ方をしたことない、という素材を使いたかったんだ。コンクリートはナチュラルに感じたし、デニム生地にいたっては僕らがイチから作ったんだ。
コンクリートや木などが持っている独特の質感が、生地で作るのとは違うユニークな形のボウタイに仕上がったと思うよ。
―― 具体的にどんなふうに作っているのですか?
コンピュータ数値制御の機械(CNCマシン)と、レーザーカッターでほぼ全自動で作っているよ。CNCマシンで基本的な形を切り出して、磨いたりなどの仕上げをする。そしたら、レーザーカッターで細かなデザインを掘り出す。工房のスタッフも、作業をとても楽しんでくれていて、それが本当に嬉しいし、世界中に自慢できることだと思っている。
―― 最も大変だったことは?
つけ心地の良いデザインを編み出すのが最も大変だったかな。厚み・重さ・見た目のベストなマリアージュを探したよ。
―― 今後トライしたい素材は?
ヒミツだよ◎
―― 日本での展開予定は?
先日、初めて日本での展示会に参加して、いくつか取引が生まれそうだよ。直にお目見えすると思うからお楽しみに!
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