木のインテリアをカラーコーディネートするDIYにトライしたい! と一念発起。
そこで、ナチュラルコスメのように自分にも環境にも優しい「mizucolor(ミズカラー)」という水性塗料を見つけました。
〈左→右〉60ml (¥1,000+税)、150ml(¥2,000+税)、300ml(¥3,000+税)
女性にも使いやすい「mizucolor」は、メイド・イン・ジャパンと天然成分90%以上という原料にこだわったオーガニックペイント。社員自らが水を汲む富士川水系の水と、コスメの原料にもなるクルミや高級なアルガンのオイルで作られており、油性塗料特有の刺激臭がなく、安心して使えます。
DIY初心者にも理想の色合いを出し、木目がきれいに見える塗り方のコツを、「mizucolor」を作る和信化学工業株式会社にお尋ねしてみました。
①塗る前にはサンドペーパーで研磨
まず、塗る前にサンドペーパーで研磨することで、仕上がりが格段に良くなるそう。研磨の方向は木目に沿って行うこと。塗装はメイクに例えられることが多く、ファンデーションを塗る前のお肌を整える感覚に近いとか。
②丁寧に重ね塗りを
そして、塗装も木目に沿って。色の濃さを調整するために、1回で濃く色づけしようとせず丁寧に重ね塗りを。ポイントは、十分に乾燥させてから重ね塗りすると、ちょうど良い色づけになるそう。
部屋の印象が変わる、心も落ち着くクリエイティブなリメイク
全30色の豊富なカラーバリエーションは、同系色であってもニュアンスが感じられます。全ての色は、自然界をモチーフに設計され、仕上がりはとってもオシャレでナチュラル。
インテリアのリメイクで、部屋の印象やイメージを大きく変えるのはペイントの醍醐味です。木目を生かした仕上げで、アンティークやシャビーな雰囲気を出すことも可能。額縁に好きな色を塗ったり、シェルフや椅子を部分的に塗ってみたり、カスタムを加え新鮮な気分に。
環境への配慮と、時代のニーズから誕生
「mizucolor」は、技術者や企画マーケティング部門、デザイナー、コピーライターなど、たくさんの人が関わって開発されたものですが、生産している和信化学工業は、もともと塗料の水性化にこだわってきた会社。
和信化学工業では、塗料はシックハウスなどの環境問題と無関係ではないという問題意識があったそう。そこではじめは、環境配慮という点で塗料の水系化をいち早く進めてきたといいます。
しかし、時代の変化とともに、塗料を使う人のニーズも変化。快適な住環境や女性のDIYのニーズの高まってきたことを受け、化学品・化成品は避け、安全や健康を塗料にも……と、できるだけ自然由来のものにこだわって誕生したのが「mizucolor」でした。
自ら暮らしを彩る
「mizucolor」という名前には、「『自ら』ペイントする」、「『自ら』暮らしを彩る」という思いが込められているそう。
既製品に色を塗るのもいいし、自分で作って色を塗ってみるのもいい ――世界に一つのオリジナルを作ることで、自分らしいライフスタイルが実現できそう!
「mizucolor」なら、リメイクも簡単。愛着があるのに古くなって捨ててしまおうかと迷っていたものに、丁寧にサンドペーパーをかけ、新しい色を塗ってみる。新品とは違う、別の新しいものになって甦ってくる……クリエイティブな手作業は、気持ちも集中して心が落ち着きます。
たくさんの色の中からイメージを膨らませながら、ゆっくりと丁寧に小物や家具をペイントしてみたいですね。
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