2005年2月4日、パリ・PALAIS DE TOKYO内のショップで初めて販売を開始して以来、環境へのやさしさとファッション性を両立させたスニーカーの先駆けとして注目を集めてきたフランスのシューズブランド「VEJA(ヴェジャ)」。その誕生から10年。記念モデル「v10」が日本でも発売になる。
その道程はけっして平坦なものではなかった。
創設者の一人であるフランソワ・ギラン・モリィヨン(François Ghislain Morillion)に、最もたいへんだった思い出を尋ねてみた。
たいへんだったのは、2010年に1年分の収穫である10トンのコットンを保管していた倉庫が火事になり、コットンが全焼してしまったこと。その代金は生産者に支払ったけど、痛い大きな思い出となってしまった。
でももちろん、そのぶんうれしいことも。
2015年にブラジルを訪れた際、現地の人たちがサプライズで10周年のケーキを用意していてくれたことが、本当にうれしかった!
生産者たちとの絆が見える、なんともぐっとくるエピソードである。
これからの10年の目標は、「さらに努力を重ねてより良い商品を作っていくこと、すくすくと健やかに成長していくこと」だとも。
生産者たちとの温かい絆の中で生まれた10周年モデル「v10」は、「VEJA」のウェブサイトのほか、日本ではアマゾンジャパンでの取扱いを予定しているという。
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