ロサンゼルスにベースを置くシューズブランド「Sydney Brown(シドニー・ブラウン)」。デザイナーのSydneyは以前、音楽関係の仕事をしており、日本の音楽フェス「TAICOCLUB」を立ち上げた一人。10年ほど東京に住んだ経験を持つ。
そんな「Sydney Brown」の2016年の春夏コレクションは、米カリフォルニア州にある湖、モノ湖がインスピレーションソース。モノ湖は、さまざまな表情を持つ幻想的で美しい湖で、北アメリカ最古の湖の一つに数えられる(蛇足だが、アニメ「エヴァンゲリオン」に登場するようだと一部では有名だ)。
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時間や季節によって、青にも赤にも染まって全く異なる世界観を見せるモノ湖の色合いや質感を表現した。
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さらに、インスピレーションになった音楽は、米航空宇宙局(NASA)が配布するサウンドカタログ。NASAはさまざまな宇宙ミッションの中で録音された膨大なライブラリーを公開・配布したものだ。
モノ湖の風景が、月の表面、それかまったく異なる惑星の風景に重なったの。
と話す、Sydney Brown。
個性的になり過ぎないニュアンスのスパイスを加えるシューズコレクションに仕上がった。
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