今回は連載『いまどき大学生のイロイロ奮闘記』最終プロジェクトとして、大学生の服・アクセサリーのお買い物実態調査を行いました。
イマドキの学生たちは、どんな価値基準を持って服やアクセサリーをお買い物しているのか? エシカルやフェアトレードといった言葉がどれほど日常生活に浸透しているのかが知りたい!
そこで大学生152名を対象にアンケートを実施!
右が今回いっしょに調査を行ってくれた、えなちゃん。
今回のアンケート調査は、同じ大学の友人・えなちゃんと共同作業で行いました。
今回は、次のような収入額別にも比較しました。
0〜49,999円……27人(18%)
50,000〜74,999円……40人(26%)
75,000〜99,999円……27人(18%)
100,000〜149,999円……34人(22%)
150,000〜……24人(16%)
大学生のお買い物事情・全体図
収入とお買い物に費やす金額
まず大学生は実際どのくらいお金を使えるのでしょう?
アルバイト・仕送り・奨学金を合わせた月の収入額は、平均88,914円。仕送りや奨学金をもらっている子は少なく、バイト代が63%を占めています。また全収入のうち40%(35,272円)が、お買い物を含む「娯楽・消費」に使えるという回答でした。
2015年11月のお買い物額は平均16,198円で、服・アクセサリー合わせて平均2.9点をお買い上げ。比較すると、「100,000~149,999円」の学生たちが、積極的にお買い物をしています。
今日のファッション、総額は? 着用アイテム総額
アンケートをした当日着用していたアイテムの合計金額を尋ねると、平均20,892円。大きな違いではないかもしれませんが、「75,000~99,999円」の平均的な月収層の学生が、最も全身コーディネートの金額が高かったです。
しかし収入が多いからといって、お買い物にかける金額が多いというわけではないというのが分かります。
一番高い着用物は、冬というシーズンもあって、アウターや靴などが多かったです。
お買い物するタイミングと場所
お買い物をするタイミングはセールよりも「気に入ったものが見つかったとき(60%)」。
トレンドもあまり気にしないようで、トレンドへの意識を尋ねると「トレンドは全く気にせず、自分の好きなものを買う」と答えた人は50%。「毎シーズンにファッション雑誌/webをチェックして何を買うかチェックする」と回答した人は10%で最も少なかったです。
お買い物をする場所は圧倒的に「お店で」。洋服やアクセサリーは、サイズ・色味はもちろん、店頭に行かないと分からないことがたくさん。オンラインショップが定着してきたとはいえ、当然といえば当然なのでしょうか。
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