Lauren Singerは、ゴミをいっさい出さずに生活する――ことを目指している。そしてそれが可能なのだと私たちに道を示している。環境学を学び、カリフォルニアのごみゼロホームに出会って以来、彼女は自身の挑戦を続けている。
生活のある部分では、ゴミを減らすことは簡単だと想像できる。古着を買うことやお買い物にマイバッグを持っていくことは、新しいアイディアでもなんでもない。でもLauren Singerの挑戦はそんなありきたりなところに留まらない。リユースできないものはなんでもゴミ。それをなくすのが目的だ。
いままであなたは、「歯磨き粉の成分はどんなものだろうか?」「最もエコなコンドームはどれだろう?」と考えたことはあるだろうか? そんなこと考えもしないし、思いついたところで調べようもないと思う。しかし彼女はブログ「Trash is for Tossers」で、調べて分かったことや自作できるもののレシピをシェアしながら、新しいライフスタイルへ挑戦している。
彼女の次なる挑戦は「The Simply Co.」。彼女のライフスタイルを変えていくなかで編み出した、クリーンでエコなホームグッズのブランドだ。
―― まずは自己紹介を。
Lauren Singerです。「Trash is for Tossers」というブログを運営していて、「The Simply Co.」の設立者です。「The Simply Co.」は、オーガニックでヴィーガンな洗剤などを作っています。ニューヨークでごみゼロ生活に挑戦しています。
―― あなたの活動について教えてください。
ごみゼロ生活は、ニューヨーク大学の最終学年に在籍しているときに始めました。サステナビリティという考え方はすごく好きで、いつもそのことを議題にしているのに、私自身はぜんぜんサステナブルな生活をしていないなって思ったことがきっかけです。それで、まずはゴミを生活の中から減らすことから始めました。
―― その活動を始めて、プライベートのライフスタイルは変わりました?
全部変わったわ! 新しいものや衝動買いがなくなってお金を使いすぎることはなくなったし、食べ物もファーマーズマーケットで買うようにしているから健康的になったと思うし。自分の時間を自分で管理できるようになったと思うわ。
―― あなたにとって理想の社会とは?
「環境家」を名乗る人がいない世界! みんながエコな生活をすればそんな人いらないじゃない。
―― 最後にメッセージを。
私にとって、この挑戦を通じて学んだ最大のことは、「自分の価値観に正直に生きる」ということなのよ。
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