「G-Star RAW」がシンガー・Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムス)の協力の下、2014年秋冬にスタートしたデニムコレクション「RAW for the Oceans」。
深刻化する海洋プラスチックごみの問題を解決すべく、画期的な技術で海からプラスチックを回収して次世代デニムへと甦らせる取り組みとしてスタートした。その第3弾・2015年秋冬シーズンコレクションが発売。レディースおよびメンズのデニムパンツやTシャツ、ジャケットなどのライナップで、2015年8月中旬からオンラインストアおよび全国のG-Star RAWストアにて販売をスタートしている。
「G-Star RAW(ジースター ロゥ)」、Bionic Yarn(バイオニックヤーン)、Parley for the Oceans(パーリー・フォー・ザ・オーシャンズ)による同コレクションは、今秋で3シーズン目を迎えた。
この3シーズンの間、世界中の海岸から回収されたプラスチックごみがバイオニックヤーンに再生され、高品質のデニムパンツ、デニムジャケット、Tシャツやスウェットに再生してきた。
これまでに沿岸から回収された使い捨てプラスチック容器の数は200万個以上。毎シーズン、約70万本ものペットボトルが新しく生まれ変わっている。
また本コラボレーションの開始以降、パートナーである「Parley for the Oceans」によってインドネシア、中国海南省、オーストラリアの海岸から撤去することができたプラスチックごみは、現時点で53トンに及ぶという。
海洋に投棄されたプラスチックごみの問題は、「i-D MAGAZINE」誌のドキュメンタリーでも取り上げられ、「The Plastic Age(プラスチック・エイジ)」というタイトルで、サーファーや科学者、また解決策を探し求める人たちの経験談を通して、海洋汚染に関して問題提起をしている。
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