初めまして! フリーランスでwebプランナー・PRをしている「ゆりえ」と申します。ライター経験は浅いですが、楽しんで頂けるよう頑張ります!
この連載のテーマは、「LOVE」。第1回目の今回はまず、テーマに込めた思いをご紹介させてください!
服であれ、アクセサリーであれ、その「モノ」には、秘められたストーリーがあるもの。ですが、当然「ひと」にもありますよね。
中でも特に、「恋」にはすごく大きなストーリーがあると思うのです。
その恋が叶っていても叶っていなくても、二人にしか分からない事情があり、気持ちがあり、思い出があるーーその経験がいまの自分に与えた影響って、決して少なくないと思うのです。
「恋愛」は自分をつくってくれる
自分でも、人を好きになって、嬉しいことも悲しいこともたくさん味わいました。振り返れば、そのたびに少しずつ変わってきています。
例えば、心から尊敬していたAさん。彼とは、二人の日常が心地良くて楽しくて、「ずっとこんな日々が続けばいいのに」と思っていました。
でもそんな日常が続くと、慣れてしまった私……。一緒に過ごす時間が多くなるにつれ、私はうまくいかないことがあると、Aさんに八つ当たりしてしまったり、「私の気持ちを察してよ!」と身勝手な言い分をぶつけたり……。
そんな私の態度から、ゆっくりと彼の気持ちが離れていき、ついにAさんとの別れが訪れてしまいました。
そのとき私は、「口に出さないと何も伝わらないこと」「親しい中こそ最も礼儀を持たないといけないこと」を後悔とともに学びました。どんなに未来を描いていても、いまこの瞬間、目の前にいる人を大切にし続ける以外に、未来をつくる手段なんてなかったんです。当時の私にとってはセンセーショナルな失恋でしたが(笑)、その恋は私に大きな教えを与えてくれました。
また、ファッションが好きでおしゃれだったBさん。当時、服に無頓着で周囲から「うーん、ださい……!」と言われていた私を、休みのたびにお店に連れ出し、いろんな服を試着するよう勧めてくれました。
更衣室を開けるたびに、Bさんは「うん、やっぱりこのコーディネートは似合うよ!」と心の底から言ってくれ、私もなんだか嬉しくなり、徐々に服が好きになりました。そのほかの場面でも、私のことを決して否定せず、Bさんなりの方法で、私を変えてくれていました。
Bさんとはお別れしてしまったものの、彼は100%の優しさと、ファッションに興味を持つきっかけをくれました。彼と出会っていなければ、私はずっと「ださい」と言われ続けていたでしょう……。
そんな積み重ねで、いまの私があります。
恋のアンソロジーをお届けします!
恋人や好きな人って、自分の心に一番近い存在だからこそ、自分に大きな影響を与えてくれる。相手の好きなものや、癖・習慣がいつのまにかうつったり、自分の反省すべき部分をあらためて理解させてくれたり。その感覚は、まさに当事者しか分からない、二人だけのストーリーなのだと思います。
とてもクサくなりましたが……ということで、このコラムでは、私が個人的に素敵だなと思う「恋愛」をしている方々にスポットを当て、普段は話すことのない、恋の裏話をレポートしていきます!
恋のアンソロジー。次回からどうぞお楽しみくださいませ!
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