インド、パキスタン、スリランカ、ネパール、そしてバングラデシュ。この地域一帯の成長には目を見張るものがある。ファッションも同様に、めまぐるしいスピードで発展している。そこで、インド圏で活躍する注目のデザイナーを、独自の審美眼でキュレーションして注目を集めるオンラインショップ「INDELUST」に尋ねた。「INDELUST」のオススメは4つ!
Munkee See Munkee Doo
Teresa LaisomとUtsav Pradhanの2人のデザイナーが2009年にスタートしたレディースウェアのブランド。新しいものと古いもの、マスキュリンとフェミニン、由緒正しいテーラリングの技術と崩しのあるエッセンス。そういった対極のものをうまく一つの衣服の中に落としこむのが特徴だという。インド版「VOGUE」や「Grazia」「Harper’s Bazaar」にも頻繁に取り上げられている、インド・モードを牽引するブランド。
→https://www.indelust.com/designer?d=147
Abraham & Thakore
まるでインドの「Dolce & Gabbana」?! のような男性デュオ・David AbrahamとKevin Nigliによるレディースウェアレーベル。「INDELUST」では、ホームデコをご紹介中。シンプルでフェミニン、そしてナチュラルな優しさを感じるデザインは、豊かなインドの伝統的な手仕事にインスピレーションを受けているという。量産はしておらず、高品質なアイテムを限定生産のみで展開。NEST認定の透明性高い凄惨背景も特筆すべき点。
→https://www.indelust.com/designer?d=64
→http://www.abrahamandthakore.com/
SQUARE LOOP
Kanika Sachdevaが2013年に立ち上げたアクセサリーブランド。イギリスのUniversity for the Creative Arts in Surreyでファッションを学び、インドに凱旋。ニュートラルでカラーパレットで作る構築的なデザインには、実用的な隠しが多々施されているそう。柔らかめのレザーを用いており、デイリーに使いやすい。こちらもインド版「VOGUE」などでの注目株。
→https://www.indelust.com/designer?d=319
→http://squareloop.co/
En Inde
工業都市としての顔と昔のまま時が止まったかのような田舎の顔ーーそんな2つの顔が、頻繁に衝突を繰り返してきたのがインドだ。デザイナーのAnupama Sukh Lalvaniは、その2つの顔を組み合わせ、いまのインドの内なるパワーを表現している。レザーやジュート、鋼鉄を使い美しいジュエリーを作っている。それぞれ表情が異なるユニークなピース。インドの歴史と未来が、ジュエリーの中でバランスを取り合っている。
→https://www.indelust.com/designer?d=139
「INDELUST」は、ずっと長く使いたいライフ・ロングなアイテムをインド圏諸国でキュレーションして紹介しているオンラインショップ。インド圏には伝統的な技術を用いてものづくりをする名工がいる。その彼らの手仕事を取り入れ、現代のライフスタイルに合うデザインをするブランドも多い。そんなブランドからレディース、メンズ、キッズ、ホームデコ、そしてアート品まで、幅広くキュレーションしている。
「INDELUST」では、国際NGO・NESTと協力し、名の知れぬ名工たちがきちんと対価を得ているか、そしてどのような素材が使用されているかも各ブランドをチェック。長くながく使いたくなるアイテムを通じて、彼らの仕事と技術を未来にきちんと残していくのだ。
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