アイルランドの人気バンドU2のBonoとその妻であるAli Hewsonが2005年立ち上げたファッションブランド「EDUN(イードゥン)」。「チャリティではなく、ビジネスとして服を作る会社」を公言しており、そのデザイン性と社会貢献性で、設立以来モード界で特別な存在感を放っています。
その「EDUN」が今回タッグを組んだのは、アメリカのファッションブランド「J.Crew(ジェイ・クルー)」。「EDUN」初のキッズウェアが発表されました。
いつもアフリカのカルチャーにインスパイアされてデザインしているという「EDUN」ですが、今回のコレクションも例外ではありません。Tシャツに施されたビーズは南アフリカのヌデベレ(Ndebele)族が家の周りを飾る、美しい幾何学模様がモチーフ。
子ども服として使いやすいよう、シミに強い素材にしたといいます。もちろん、洗濯可能。デリケートな子どもの肌を守るような、優しい風合いを重視したとも話しており、コットンやウールを中心に、化学繊維は使用していないといいます。
「EDUN」は途上国での雇用創出を目的としており、コレクション全体の95%をアフリカで生産しています。今回のキッズコレクションのTシャツは、ケニアの孤児院・ST. ANN’S(セント・アンズ)へのチャリティにもなっており、「アフリカの孤児たちのことにも気づいてもらえる一環になれば」と話しているよう。日本からは、J.Crewのオンラインショップで購入可能です。
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