欲しいものを見つけたらまずお金を貯めるーーでも貯めるものが未来には変わるかもしれない。南米・ウルグアイのシューズブランド「MAMUT」の靴がほしいなら、ペットボトルを集めてお店に行こう。同ブランドの靴の支払いに、回収したペットボトルを利用できるリサイクルキャンペーンを開催中だ。
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「MAMUT」はチャンキーヒールのプラットフォームがアイコンのシューズブランド。肉牛産業が世界でも盛んなウルグアイでは、レザーの製造も豊富で多彩。「MAMUT」は、同国のタンナリーで生まれる良質なレザーを生かして靴づくりを行っている。成長に伴い、近年では同じくレザーの製造加工で繊細なテクニックを持つインドでも製造を行っているという。
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もちろんこのペットボトルリサイクルキャンペーンは珍しいことじゃない。Eluxe Magazineのお気に入り「Eileen Fisher(アイリーン・フィッシャー)」も同様の取り組みをしていたし、過去には「Marks & Spencer」「Patagonia」「The North Face」も、ゴミを集めてリサイクルしたら割引になるというキャンペーンを行っていた。
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「MAMUT」のこの取り組みは、自国ウルグアイのビーチをきれいにすること。キャンペーンに参加するには、ウルグアイにある店頭に集めたペットボトルを持って行くだけ。Native Collectionのライナップの中から、売値の40%までペットボトルで支払うことができるという。計算すると、ペットボトル1本を100ウルグアイ・ペソ分、だいたい4ドルとして扱ってくれるので、なかなかの高値。持ち込まれたペットボトルは、「Cooperative Juan Charpa」という団体がリサイクルするという。
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