日々生きるにあたって、心に余裕を持つということほど大切なことはないような気がします。仕事、人間関係、お金……全てにおいて、心に余裕がないとうまくいきません。余裕がなくなり心が狭くなると広い視野で物事を捉えられなくなり、選択肢が狭まったり人に攻撃的になってしまったりするからです。
現状を変えたいと思うときほど、まずは心に余裕を持つことを心がけたいですね。
物事がうまくいかないときほど、がむしゃらに頑張るのではなく、ゆっくり時間を取ってほっとする時間を取ることが大切だと思います。道を切り開くのはあくまで自分の選択の結果なのだと考えると、目の前の状況に左右されるのではなく、心を落ち着けて冷静になることが重要だと分かるのではないでしょうか。
私の知り合いに、世界を旅しながら途中でお金がほとんどなくなるという危機に見舞われた人がいます。そんな状況でも彼女は心配するのではなく心に余裕を持ち、目の前のことを楽しんでいるうちに、人が寄ってきて仕事がどんどん入ってきたそうです。壮絶な離婚をポジティブに捉え、シングルマザーという立場をうまく利用して大成功した社長の方もいます。
そういった人たちを見習って冒険しろ、というのではありません。一般的に危機だと思えるような状況でも、心に余裕を持つことでそのときならではのアイデアが湧いたり素敵な出会いがあったりして、チャンスに変えることができるのだと考えると、物事は本当に捉えようでしかないんだなぁ、と強く感じます。
人生はいろいろあって、ずっと自分にとって良い出来事ばかりが起こるとは限りません。でも目の前の出来事の良し悪しに左右されるのではなく、それをどう捉えるかに注意を払うことで、ずっと心に余裕を持ちながら生きていくことができます。
どんな状況も、ポジティブにもネガティブにも捉えることができます。0か100かの状況など存在しないでしょう。要は自分がどこに焦点を当てるかが大切なのです。どんな状況に対しても、目の前に広がるポジティブな解釈に焦点を当てることができれば、常に心に余裕が生まれるでしょうし、自分の可能性もどんどん膨らんでいくのではないでしょうか。