廃材を使った手作りの家具のブランド「gleam(グリーム)」が、初の直営店を東京都港区元麻布にオープン。ネットを通じて全国に販売を続け6年が経ち、待望の店舗が登場した。
「gleam」は、2008年に高谷弘志と宇戸恒平が立ち上げた家具ブランド。素材は、インド洋の島々でさまざまなシーンで使われてきた枕木、古民家、舟、ドラム缶などを利用している。長い歴史や時間の経過を感じさせる、新しい木にはない味わい深い風合いと質感が特徴だ。
麻布店オープンを機に、「旅する家具」というコンセプトに刷新。旅を続けてきた素材から作られた家具は、触れたときに自身の旅の記憶を思い起こさせる。「旅」というテーマを通して、人と家具がより深くつながってほしいという思いを込め、製品づくりを行っていくという。
賑やかな麻布十番商店街から小道を入った隠れ家的なスペースに位置する「gleam麻布店」は、1970の年代のクラシックなマンションの1階部分を自らで改修。店内では、「gleam」の家具をフルライナップ(価格帯:¥9,800〜〈税別〉)展開するほか、エアープランツや書籍、雑貨も取り扱う。また、セミオーダーからフルオーダーまで、用途に応じたオリジナル家具や店舗什器の製作サービスも開始する。
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