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「パレスチナ・アマル」の、アラブ伝統衣装である大判ストール「カフィーヤ」が、阪急百貨店うめだ本店の期間限定ショップで販売される。
パレスチナから、平和への希望の象徴であるラスト・カフィーヤを販売。日本ではアフガン・ストールとも呼ばれる大判ストールだが、同ブランドがなぜ「ラスト」かというと、安価な外国製におされ、最後に唯一残った繊維工場で織られた最後のパレスチナ製カフィーヤだからだという。
織り機は日本製で、いまは自動車メーカーであるスズキのもの。同社が創業当時、機織り機の製造・輸出も行っており、現地の工場では60年メンテナンスを行いながら使い続けているという。旧式の日本製の織り機が、崩壊しつつあるパレスチナの地場産業を支えているかたちだ。今回販売されるストールは、イスラエルにより完全封鎖されていたヘブロンから、直接取り寄せたラスト・カフィーヤの販売を行っているもの。
「パレスチナ・アマル」のラスト・カフィーヤは、平和を求めるパレスチナ人のアイデンティティーの象徴。平和を望むすべての人々に届けたいという。