『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? ーーそこで実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむのが、レディースエシカルブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさん。
2012年、1カ月にわたり、実際に日々のエシカルコーディネートを披露してくださいましたが、好評にお答えして、2014年のパワーアップ版がスタート! 1カ月のリアルなエシカルスタイルをご紹介します!
→2012年の1カ月コーディネート企画「INHEELS・Yukaの60%エシカルライフ 30Days!」はこちら
Day18 数字で見る! ファストファッションは節約になっているか?!
今日は、日差しよけ・冷房対策に「OSKLEN」の白シャツ。シャツの中に着た柄タンクトップは、服の交換会で頂いたもの、スカートは「INHEELS」のオーガニックコットン・バンブー製でフェアトレードのVanessaスカート、そしてこれまた「OSKLEN」のウェッジです。
手に持っているのは、創刊号から「ファッションの裏側」についてコラム連載をさせていただいている雑誌「TRUNK」。動き出したくなる、旅に出たくなる内容はとってもオススメ!
ところで「環境と社会に配慮したエシカルファッション」は、かなりお金がかかるイメージを持っておられる方も多いと思いますが、私が服にかけるお金は、かなり現実的な範囲だと思います。
確かに、かっこよくて表参道ヒルズに店舗もあり、環境意識も高い「OSKLEN」は、正直高い方だと思います。シャツで25,000〜30,000円くらい。ただし、それ以外の私が着ているアイテムはかなりの低価格。リサイクルショップで買ったものや古着、若い層向けの「INHEELS」の商品は結構安く、今日のスカートは6,200円(税抜)。服の交換会でもらったものやお下がりに関してはもちろんタダです。
本当に好きなブランドの商品と、ストーリーのあるタダ〜低価格商品のミックス。新しい服を買う頻度もかなり減りましたので、出費の合計はかなり押さえられていると思います。
ところで、安価なファストファッションの流行で、服に掛けるお金は節約できたと思いますか? 統計では、服1枚当たりの単価は、約15%下がったそうです。ただし、安く手に入れた服は修理するまでもなく、すぐ捨てたり、次を買ったりする。なので、購入する点数はなんと約37%増。結局、支出計は約20%も増加しています(University of Cambridge調べ)。
いままでの1.4倍の量の服を買っては捨てて、結局支出は2割増。うーん……ファストファッションは、節約にはつながっていない模様です。