『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの？ ーーそこで実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむのが、レディースエシカルブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさん。
2012年、1カ月にわたり、実際に日々のエシカルコーディネートを披露してくださいましたが、好評にお答えして、2014年のパワーアップ版がスタート！ 1カ月のリアルなエシカルスタイルをご紹介します！
→2012年の1カ月コーディネート企画「INHEELS・Yukaの60%エシカルライフ 30Days！」はこちら
Day14 トレンドってほんとに悪？
今日は千駄ヶ谷のオフィスで仕事。この辺りは東京の中でも緑が多くて大好き。国立競技場のすぐ近く、オリンピックであんまり変わらないといいけど……。
トップスは「INHEELS」のMinaトップス。フェアトレード縫製で、サステイナブルな素材「テンセル」で作りました。Fragmentsでもテンセルについての記事がありましたが、暫定的にいま、私たちにとっては最もエコな生地です！ そしてパンツは、服の交換会でもらったメンズのジーンズ。ウエストを折り返して履いています。
少し前だったらこんなビッグサイズなジーンズを穿こうなんて絶対思わなかったけれど、「自分にはこれしか似合わない」とか思わず、大きく、オープンな気持ちで服を見てみると、意外とおもしろいアイテムや着方に出合えることがあります。自分のスタイルを持つことは大事だけれど、定期的に冒険もしないと！
オープンな気持ちで新しいものに挑戦するのもファッションの醍醐味。それを後押ししてくれるのが、毎シーズン変わるトレンド……とも言えなくはないかもしれません。もちろん「服を長く着る」という観点からいうと、どんどん流行遅れのアイテムを作り出していくトレンドに流されるのは嫌ですが、定期的に繰り返す「トレンド」があるからこそ、昔からあるものに新たな光が当たるのも事実。例えばハイウエストのタックパンツなんて、ローライズ全盛には「なにそれ（笑）」って感じでしたが、いまではお気に入りです。
ヒールやサンダルに靴下を合わせるスタイルが出てきたときも「何これ（笑）」って思いましたが、今ではすっかり定番になりましたよね。近い将来、ズボンの裾が靴下に入っちゃってる感じが流行るかもしれないし……（笑）。
とにかく、何が起こるか分からないのがファッションのおもしろいところ。いま時代遅れで着ないものも、数年後にはまた最先端になってるかもしれないですね（だから捨てないで！）。
