フェアトレード商品の企画販売を行う有限会社シサム工房(本社:京都市左京区、代表:水野泰平)は、国際フェアトレード認証ラベル(コットン製品)のライセンスを取得。2014年8月下旬より、オーガニックコットン衣料を自社直営店にて発売する。これにより消費者は、フェアトレードの製品が見つけやすくなる。コットン製品としてライセンスを取得し、現在取り扱いがあるのは日本では数社のみ。
同社はこれまでも世界フェアトレード機関(WFTO)によって認定されたフェアトレード団体との取引を通じて、オリジナルのファッション衣料品開発・販売を行ってきたが、そこででき上がる製品に対して付けられる認証マークがなかったため、自社製のタグで、生産背景やフェアトレードについて消費者に伝えてきた。今回ライセンスを取得した国際フェアトレード認証ラベルは、国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の定める国際フェアトレード基準を遵守している製品の証明であり、今後同社は、日本でライセンス事業を行っているフェアトレード・ラベル・ジャパンによる認証を受けたコットン製品に対し、ラベルのマークを付けて販売することができる。
同社で用いられるコットンの生産者とニット工場は、それぞれがフェアトレードの認証専門機関・FLOCERTによって認証されており、さらにそのニット工場はオーガニックコットン認証・GOTSを取得しているという。
2014秋冬コレクションから、同ラベルの認証したコットンを使用するアイテムが発売。ラグランワンピースやプルオーバー、Vネックセーターなどが登場する予定という。
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