株式会社ユナイテッドアローズ(代表取締役 社長執行役員:竹田光広、東京都渋谷区)は、2014年春夏シーズンより新レーベル「TÉGÊ UNITED ARROWS(テゲ ユナイテッドアローズ)」をスタートする。日本のブランド・小売店では初めてEFIプロジェクトに参加することとなる。
国連機関であるInternational Trade Center(国際貿易センター、以下ITC)のプロジェクト「Ethical Fashion Initiative(エシカル・ファッション イニシアチブ、以下EFI)」とコラボレートし、アフリカ文化に根付いたクラフツマンシップと、同社のデザインアイディアを融合させたものづくりを通じて新しい価値を提案していくという。
デビューシーズンは、ケニアで作られたトートバッグやクラッチバッグ、かごバッグ、ビーズネックレスの雑貨類、ブルキナファソからメンズのジャケットやパンツを販売する。さまざまな色・柄の織物、カラフルなビーズワークは、一つひとつアフリカの職人たちの手仕事によるもの。現地のファクトリーを訪れ、職人たちと直接コミュニケーションを図りながらものづくりを進めたものだという。
レーベル名の「テゲ」とは、マリやブルキナファソで話されるバンバラ語で「手」を意味する言葉。その音が日本語の「手・芸」をも連想させるものであることから、プロダクトの持つ背景とリンクして今回の命名に至ったという。
「TÉGÊ UNITED ARROWS」のアイテムは、UA全38店舗(台北店含む)、ジ・エアポートストア・ユナイテッドアローズ全3店舗で展開する予定で、トートバッグ、クラッチバッグは2月下旬から、ジャケット、パンツは5月上旬からの発売予定。その他アイテムも順次販売を開始する。