maru design lab(所在地:東京都渋谷区、代表:丸山晴久)は、新しくソーシャル&エシカルなブランド「re.m(リム)」を設立し、展開を開始する。ファッションを通じて、「社会的課題」の解決に貢献する物づくりを目指す。
初回コレクションでは、神奈川県横浜市に拠点に活動している特定非営利活動法人「WE21ジャパン」と東京・中野区に拠点を置く一般社団法人「日本リ・ファッション協会」で集められたデニムのうち、色や質を厳選したものを接ぎ合わせたオリジナルバッグ。本皮革との組み合わせによって重厚感を持たせた。
収集されたデニム素材は、神奈川県平塚市にある就労継続支援B型事業所「貴峯荘」、福島県伊達市にある就労継続支援A型事業所「すずらん工房」の各作業所にて、解体、裁断、再縫製の行程を経て生地へと生まれ変わり、それを用いて鞄職人が一点ずつ丁寧にバッグに仕上げている。使い込んでいくにつれ、それぞれに違った表情を持つようになり、さらなる愛着を感じる製品。今回使用している天然皮革は牛・馬が中心で、一部の馬革は傷がついて一般流通に乗ることができなかったものを使用した「エコレザー」。
「re.m」は、限りある資源を利用して新たな価値観を生み出し、ピープルデザインの概念である障害がある人・ない人が自然に混ざり合った社会の創出を目指していると話す。今後、衣類や小物、家具などの展開も予定されているという。
初回コレクションの価格帯は、15,000円〜29,800円(税抜)。現在、人や地球にやさしい商品やサービスを販売するサイト「SoooooS(スース)」および公式オンラインショップにて購入が可能。