卓越した職人技が生む美は、何にも代えがたいものがあります。秋の足音も近づいてきたこの頃。伝統技を守りつつ、ユニークなスタイルにスパイスアップしてくれるオススメスカーフをご紹介。どれもお手頃プライスなのもうれしいですね。
1. 「Organic by John Patrick」のイカットスカーフ
アメリカファッションデザイナー協会(CFDA)の一員であるデザイナー・John Patrick(ジョン パトリック)は、ファッションのメインストリームにサステナビリティをもたらしている革新的なデザイナー。キュプラやヴィスコースなどのセルロース系繊維、オーガニックコットンを使用してアメリカ国内で生産を行っている。このスカーフはオーガニックコットンを用いたインドネシア各島で広く作られる絣(イカット)。John Patrickにしては鮮やかなカラーリングだが、ベーシックをランクアップする計算された鮮やかさなのだ。
(Organic by John Patrick, $142)
2. 「Choolips」のバティックスカーフ
ガーナで生産されたハンドプリントのろうけつ染め(バティック)スカーフ。もちろんコットン100%。「Choolips」は、伝統的なテキスタイルの贅沢さと高度な技術を織り交ぜて文化を発信するブランド。
(Choolips, $93)
3. 「VOZ」のトリゴショール
見るからに伝統技術のクリエーションが詰まっているこのショール。チリ南部のマプチェ族の職人たちとのコラボレーションアイテム。「VOZ」は「美を通して変革する」を掲げるニューヨークのブランド。手づくりの製品を通じて人と人をつなぐことがコンセプト。組み合わせるとこんなにモード。
(VOZ , $195)
4. I Love People Treeスカーフ
言わずと知れた「People Tree」。こちらはバングラデシュ産のスカーフ。リサイクル繊維を用いて作られています。同社はオーガニック認証GOTS (Global Organic Textile Standard) を最初に取得した会社でもありますが、この地域のファストファッションの被害者を救い出す強い可能性を示すブランドです。縁に入った「I Love People Tree」の文字がキュート♡
(People Tree, $16.50)
5. 「Indigo Handloom」のベンガルブルースカーフ
Indigo Handloomの設立者はもともとフリーランスのライター。インドのシルク産業について取材に訪れ、かの国に携わるようになったそう。何百年と続く伝統技術を受け継ぎ、モダンと伝統を組み合わせるお手本のようなブランド。
(Indigo Handloom, $127.50)
6. 「Kaaru」のチェックスカーフ
「Kaaru」とは、ベンガル語で「職人」を意味する言葉。バングラデシュの農村ですばらしいクリエーションを行ってます。素材は100%オーガニックコットンで、1つずつ手で織っています。同国出身のデザイナーはロサンゼルスでファッションを専攻。西海岸らしい明るいカラーリングは、重くなりがちな秋冬スタイルを確実に華やかに!
(Kaaru, $25)
7. 「Ace & Jig」のポンポンスカーフ
とにかく軽くて柔らかい、このユニークなテキスタイルが特徴のスカーフ。100%コットン製で、インドで生産されています。伝統技を駆使しながらポップでキュート、やわらかい色合い。「Ace & Jig」は、アンティークのテキスタイルを愛する2人のニューヨークレディによるブランドです。
(Ace & Jig, $55)
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