3Dプリンティングで「捨てない」製造 Catherine Wales のオートクチュールアクセサリー

2013. 7. 24

「Project DNA」は、ロンドンに拠点を置くデザイナー・Catherine Wales(キャサリン ウェールズ)による3Dアクセサリーコレクション。7月24日から10月29日まで、ロンドンのDesign Museumで作品群を展示している。新しい製造のあり方を考え、新しい消費の道を探る。

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デザイナーのCatherine Walesは、このように語る。

技術革新は、パターンカッティングにおいて新しいアプローチをもたらしました。サイズ展開やロットなど、製造におけるあらゆる制限を取り払うことができます。それにより、無駄な製造をなくすことができるとともに、消費者のニーズに柔軟に応じられるようになりました。

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Catherineのデビューは、第3次産業革命の到来を促すものともいわれ、デジタルプリンティング技術そして科学技術がファッション産業に与えるさまざまな可能性を感じさせる。

Catherineは、Jasper Conran、Jean Charles de Castelbajac、Oswald Boateng、Emanuel Ungaro、そしてYves Saint Laurentといったブランドでパターンカッティングを担当。ラグジュアリーブランドを中心に、ファッション産業で15年以上キャリアを積み重ねてきた。

ヒトの染色体にインスピレーションを受けた今回の作品群は、Project DNAと名付けられ、コルセットやショルダーピースなど8点を含むアーティスティックなコレクション。ほぼ全てのパーツがボールソケットで接続されており、さまざまな方向にパーツを調整することができる。素材はナイロン。購入希望者は、Catherine自身に依頼することで個別の注文を受け付けてもらえる。

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