エチオピアってどんな国? TARARA TREASUREの厳選アイテムが登場する期間限定ショップ「AFRICA IS BEAUTIFUL! 」

2013. 6. 4

※Fragmentsでは紹介のみ行っています。また、情報はページ公開時のものです。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

tarara-treasure-logo

エチオピア官民連携チームによって厳選された日本向け商品の中から、手織りコットンガーゼストール、コーヒー染の野蚕シルクスカーフ、リサイクルメタルを使ったアクセサリーなどが、「Tarara Treasure from Ethiopia」というコンセプトで紹介されました。「Tarara Treasure」で紹介されたアイテムの中からエチオピアという国についてご紹介です。

洗練のエチオピアンシルク

エチオピアにシルクが伝わったのは、紀元前2世紀・アクスム王朝の頃。エチオピアはインド・中東・ヨーロッパを結ぶ絹貿易の中継地となり、以来長年にわたって絹織物の文化を持つ東アフリカ唯一の国でした。その伝統が今日、農家の人々の暮らしを変える役割を担っています。養蚕業は特別な道具を必要としないうえ、労働の負荷が比較的軽いために、エチオピアの農業省が全国への普及を進めてるそう。養蚕農家は数カ月に一度、契約している工房に繭を納め、現金収入を得ることができるようになりました。

Sabahar

Sabahar

「Sabahar」のスカーフ、キッチンテキスタイルのアイテムに見られるエリ(野蚕)シルクは、日本で一般的なマルベリーシルク(家蚕)とは違い、ダークグレーの光沢があり、通気と強度にも優れるという特徴があります(※TEAM GREENS「スマイルセレクトショップ」での取り扱いは数量限定)。

伝統的なモチーフと現代的デザインを融合させたエシカルジュエリー

エチオピアはいにしえからアフリカ、アジア、中東、ヨーロッパを結ぶ中継地として、様々な国の人々が行きかう土地でした。北エチオピアで紀元前6世紀に成立し、大きな勢力を誇ったアクスム王国は、エジプトや中東、ギリシャの文化を取り入れながら、他のアフリカの国では見ることのできない独自の文化を生み出しました。そして4世紀、ユダヤ教の影響を受けたエチオピア正教が誕生すると、複雑な幾何学模様で構成された十字架や、単純で力強い線をもった宗教絵画として実を結んだのです。このような独自性は、エチオピアがアフリカで唯一独立を維持したことで保たれてきたといわれています。

エチオピア人のクラフトマンシップが存分に発揮されているのが、伝統的なデザインを現代的にアレンジしたジュエリーの数々。アディスアベバの北にある「Entoto Beth Artisan」もその一つ。長く紛争の続いたエリトリア国境付近で現在も多く発見される弾丸をリサイクルして金属のビーズにし、アクセサリーに加工しています。この工房は、病気を癒す聖水が湧くといわれるEntoto Beza 教会に集まった、HIV/AIDSを患い病と社会からの偏見に苦しむ女性たちの経済的自立を支援する目的で始められ、今日では100人以上の女性たちが働いています。

Entoto Beth Artisan

Entoto Beth Artisan

「人と社会のグリーンシフトを加速する」をモットーに、自然環境と社会との調和に根ざしたライフスタイルを提案するTEAM GREENSの「スマイルセレクトショップ」。5月30日から開催されている今回は、横浜で5年に1度のアフリカ開発会議(TICAD V)に合わせ、「AFRICA IS BEAUTIFUL!」と題した売り場を展開。TARARA TREASUREのアイテムを含めアフリカ各国のアイテムを一堂に集めて販売中です。渋谷駅・東急東横店 西館1階 渋谷スクランブル1 POP UP STAGE Bにて、6月10日まで開催中(※TARARA TREASUREからは、MUYA Ethiopia,Sabahar,Entoto Beth Artisan,Salem’s Designのみの出品)。

TEAM GREENS presents Africa is Beautiful!

渋谷駅・東急東横店 西館1階 渋谷スクランブル1 POP UP STAGE B [*GOOGLE MAP]
2013/5/30(Thu.)~2013/6/10(Mon.)
お問合せ:03-3477-4026(直通)

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