「フェアトレード」、「手仕事品」、「環境配慮」をこだわりとするファッション・雑貨の企画・販売会社、有限会社シサム工房(本社:京都市左京区、代表:水野泰平)は、2013年7月上初旬にフェアトレード・アクセサリーブランド「subakamana(スバカマナ)」の第一弾コレクションを発売する。ブランドの製品は全て、日本のデザイナーとネパールのフェアトレードNGOとのコラボレーションによって生産される。
「subakamana(スバカマナ)」は、ネパールの山々や豊かな自然、幸運にまつわるものからインスピレーションを受け、デザインされたアクセサリーブランド。「subakamana」とは、相手に幸せを願うときに使うネパールの言葉で、コレクションには「たくさんの幸せに包まれますように」という願いが込められているという。
第1段コレクションで使われたのは2つのモチーフ。「タルチョ」は、仏の言葉や祈りが風にのって広がるようにと願いを込めて使われる旗。5色のタルチョが連なって風にはためく様子はネパールの日常風景でよくみられる光景だという。また、「ヒマラヤの山」は、ネパールでは神聖なものとして崇められており、精神的なものを表現している。アクセサリーの素材はほぼ真鍮で、一部、銅とシルバーを使用している。
途上国の生産者支援のしくみと、職人の技術継承を目指し、WFTO Asiaに加盟するフェアトレードNGO「Mahaguthi(マハグチ)」と共に職人たちが一つひとつ手作りで作っている。Mahaguthiは、ネパールのカトマンズに拠点を置き、国内の多くの生産者をまとめているNGO。Mahaguthiに加盟する生産者が金属加工に優れた技術を持っていたため依頼を決定したという。
第1弾コレクションは、7月以降、京都、大阪、神戸のシサム工房各店およびオンラインショップで購入可能。第2弾もモチーフを変えて2014年1月頃に発売予定。
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