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Fragmentsでも執筆をしてくれているエシカルファッションコンサルティングのTexStureがオルタナティブな社会を考えるオンラインメディア「URBAN TIMES(アーバン・タイムス)」とコラボして「Tシャツの一生」インフォグラフィック(図入りデータまとめ)を発表。
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毎年およそ24億枚生産されるTシャツ。全ては素材となるコットンの生産から始まります。毎年約2430万トンのコットンが生産され、その半分近くがTシャツ用になっています。Tシャツ1枚に必要なコットンを育てるには、バスタブ7.5個分のお水が必要なのだそう。
また、Tシャツ1枚を作るのに使用される殺虫剤は150グラム。1年で生産されるTシャツの量に換算すると、中戦車・M4シャーマンが11881個分の量になるんだそうです。
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Tシャツ1枚を作るのに必要なエネルギーのうち、75%はお洗濯が占めるとのこと。イギリスでいえば、水のフットプリント(総量)のうち洗濯の占める割合は40%。さらに、Tシャツに使用された染料の25%はお洗濯中に溶け出してしまうのですが、浄水段階で取り除かれないため、私たちの飲料水に混じっているんだそうです。
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あらためてこういうデータを見ると、私たちの住む世界では、行動は全て何かと関連しているんだと感じますね。
まだまだこれはお話の一部。残りは全てURBANTIMESで公開されているので、ぜひチェックしてみて下さい。