『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? エコなものじゃなきゃだめ? オーガニックじゃなきゃだめ? ――そんな疑問を持つ方も少なくないのでは?
いえいえ、エシカルなおしゃれって実はすごく簡単、「100%エシカル」じゃなくていいんです! いつものワードローブにちょっと視点をプラスして、60%くらいの力かげんで十分。
実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむ、オーガニック&フェアトレードのレディースブランド「INHEELS」の共同設立者・YUKAさんの1カ月のスタイルを毎日ご紹介!
Day9 夜遊び系エシカル
さぁ、今日はこの写真で行くか他ので行くか迷いましたが、いってしまいます。隠すものは何もない。失うものもない。
実は「INHEELS」の『セクシー×エシカル』というコンセプト――つまり、いわゆるナチュラル系で優しそうなテイストではなく、夜遊び系(笑)というテイストは、私と大山のこの趣味から生まれていると言っても過言ではありません。
Salsa!!!
実は、私・岡田とパートナーの大山が出会ったのも六本木のサルサクラブ、El Cafe Latino。この日は、芝浦のスタジオでサルサのソーシャル(パーティーのようなもの)でした。
その後は夜遊び系の名に恥じないよう、始発まで六本木のSalsa Caribeというクラブにいました!
サルサは単純に楽しいしエクササイズにもなるし、なによりサルサを踊る女性の大原則、「MAKE NO ASSUMPTION(「こうなるだろう」なんて思わない)」が生きるうえで結構役立っていると思います。
ちなみに、サルサは男性が女性をリードするダンスなので、女性は常に男性のリードを確実にフォローしてあげる必要があります。次にどんな動きになるかは完全に男性次第。次はこれかな、と思うと失敗します! どんなサプライズなリードがあっても冷静に美しくついていくのが良いフォロワー。
そして本日のファッションチェック!
黒いジャンプスーツは、特にエシカルではありません。ロンドンのマーケットで買いました。ピンクのベルトはイーストロンドンのShorditchというおしゃれな場所にあるヴィンテージマーケットにて購入。ちょっと見にくいですが、「ピープル・ツリー」のペンダントを2重巻きにしています。フェアトレードのものです。1重巻きだとターンした時にペンダントヘッドでペアの男性の顔をバシッとやってしまうので、2重にして長さ調節。
サルサシューズには黒いレースで甲のひらひらを自前でくっつけました。いつも付けているバングルは今日はなし。手首でリードされることが多いので、そこにバングルがあるとコンタクトがうまくいかないのです……。
と、今日は夜遊びサルサxエシカル、ちょっとマニアックな話でした……。