『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? エコなものじゃなきゃだめ? オーガニックじゃなきゃだめ? ――そんな疑問を持つ方も少なくないのでは?
いえいえ、エシカルなおしゃれって実はすごく簡単、「100%エシカル」じゃなくていいんです! いつものワードローブにちょっと視点をプラスして、60%くらいの力かげんで十分。
実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむ、オーガニック&フェアトレードのレディースブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさんの1カ月のスタイルを毎日ご紹介!
Day16 フリマで出会った2人目の彼女……♡
今日は、姉と明治記念公園のフリマまで歩いて行ってみました。どうやら毎週日曜日にフリマをやっているみたい。初めて来たけれど、なんだか「フリマのプロ」みたいな人たちがいっぱいいておもしろい、というか、すすす、すごい……。アンティークに興味のある方や、家具をアンティーク調にしてみたい方は必見です。後は「いわゆる」フリマ、着なくなった服や靴や帽子を格安で放出していたりするのでかなり楽しめますよ。暑い中、結構歩き回りました。これからの季節に行くのであれば、帽子かサングラス、あとお水必須です!
そして出会ったのが彼女。
♪Tall, and tanned and young and lovely, a girl from……明治記念公園。前にマネキン工場でゴミとなっていたところを保護した彼女に加え、これで「INHEELS」のマネキンは晴れて2体となりました。
今日は本当に暑かったこともあり、格好は完全に熱帯ハンターです。
頭に巻いたスカーフは祖母の形見分けでもらったもの。意外とおばあちゃん派手なの持ってるな! と驚いた覚えがあります。サングラスは特にエシカルではありません。ロンドンのWestfieldというデパートで買いました。中に着ている黄色いネオンカラーのタンクトップは「H&M」の「着ない服交換会」で頂いたもの。ペンダントは初めて買った「ピープル・ツリー」です。フェアトレードです。生産者はどこなんだろう?
ミリタリーシャツはロンドンのオーガニックカフェ・My Villageを営むクルド人の親友・Kawaの店に置くアンティークの車輪に、やすりをかけたりして(そうするとさらにアンティークっぽさが増します)手伝っているときに貸してもらい、その後「似合うじゃん!」ということでプレゼントしてもらったもの。
レギンスはいらない生地で作った2世モノ(元の型紙を写して同じ形の物を作った、ということです)。靴はCamdenのヴィンテージマーケットにて。
ロンドンでは結構ヴィンテージやエシカルの選択肢が広いけれど東京はなかなか難しいな、と正直思っていました。でもその考えは今日のフリマで覆されました。これはコンスタントに行く価値ありですね……。