『エシカルファッションを取り入れる』って、実際どうすればいいの? エコなものじゃなきゃだめ? オーガニックじゃなきゃだめ? ――そんな疑問を持つ方も少なくないのでは?
いえいえ、エシカルなおしゃれって実はすごく簡単、「100%エシカル」じゃなくていいんです! いつものワードローブにちょっと視点をプラスして、60%くらいの力かげんで十分。
実際にエシカルファッションをデイリーに楽しむ、オーガニック&フェアトレードのレディースブランド「INHEELS」の共同設立者・Yukaさんの1カ月のスタイルを毎日ご紹介!
DAY13 幸せの「着ない服交換会」
昨日は友達を招いてピザパーティーをしました。こうして人が家に来ると、新居もだんだん家らしくなってきます。昨日は結構飲んだにもかかわらず二日酔いではまったくないので、寝ている間の肝臓の仕事に起きた瞬間、ものすごく感謝しました(笑)。心から、ありがとう。
今日は、そんな強い肝臓を与えてくれた母とのランチ。
Tシャツは、ロンドンの「H&M」オフィスで行われた「着ない服交換会」で頂いたもの。
関係者用のイベントだったけれど、このとき私は「Environmental Justice Foundation」で、「H&M」とプロジェクトをしていたので、ラッキーにも招待していただきました。カジュアルなフォルムだけど生地がちょっとサテンっぽくて、気に入っています。ちなみにこの「着ない服交換会」では、サステイナブルカクテルなるものが配られていました。イギリス産のオーガニック・リンゴを使っているから、だったと記憶しています。
そしておなじみ、カフェ店員としての初任給で購入したジーンズと、天気が良いので気分的にピンクのパンプス。ネックレスはロンドンの生地問屋街、Berwick Streetの閉店セールで投げ売りされていたもの。ウィンドチャイムみたいと言われます。上からド、ミ、ソ(笑)。でも好き。そしてこの白いトレンチコート。オーバーサイズなので、やぼったく見えすぎないように結構身長がある私でもヒールとしか合わせません。
これ、なんとタダでもらったもの。
「服としあわせのシェア、xChange」にて、私の着ない洋服と交換してきたものです。「xChange」会場に着ない服を持っていき、代わりに好きな服を持って帰ってこれるという夢のようなイベントです。しかも服の一つ一つに服のストーリーを書いたタグをつけて置いてくるので、もらう服にも前の所有者の直筆メッセージが書いてあって愛着が湧きます。
ちなみに後ろ姿はこんな感じ。
コートのベルトがなかったので、同じく「xChange」でもらってきたネクタイでしばってます。このブルーが好き。しかも、前の所有者からのメッセージには「ネクタイをする必要がなくなったので。」と一言だけ。転職したのかな? ネクタイするような職場からノーネクタイのカジュアルな職場に? どうしたんだろう? と想像は膨らみます。
大事にします!